中日入団後、2度目の先発マウンドに上がる松坂大輔投手(37)は、いつもの先発当日と同じく、遅く球場入りした。ホームゲームで他のナインは午後1時過ぎからグラウンドに出てアップを始めるが、松坂の球場入りは午後3時15分。

 硬い表情のままロッカーへ向かった。そして、ベンチ裏でアップ、ブルペンでの投球などを終えると午後5時15分にグラウンドに登場した。1人でアップ、ダッシュを行い、朝倉投手コーチが見守る横で、ブルペン捕手を相手に通常のキャッチボールから少しずつ距離を伸ばし60メートルほどの遠投。最後は距離を戻して投げ終えると、本番に控えベンチに下がった。