西武外崎修汰内野手(25)が攻守に活躍した。

 1-3の6回、ロッテ大谷から一時同点の2号2ラン。カーブをバックスクリーンに放り込んだ。

 守っては、3-5の8回2死満塁で、清田の右直に対し、前方に飛び込んで捕球。抜けていれば走者一掃の可能性が高かったが、思い切った判断が光った。直後に打線が6得点で逆転。外崎の守備がなければ、試合を決められていた。

 9回には右翼から三塁に回った。抑えの増田が3点を返され、なお2死一、三塁。鈴木の打球が三塁線を襲った。イレギュラーしたが、外崎が好捕。試合を終了させた。

 辻監督は「今日は外崎。最後のサードゴロですよ。見事でした本当に」と手放しでたたえた。

 この日から、メットライフドームでは外崎初のプロデュースグルメとなる「外崎のにんにく塩豚カルビ丼」が販売された。郷里の青森の素材が入った一品。お立ち台に上がると「青森はにんにくが有名です。とてもおいしいので、ぜひ食べて下さい!」とアピールしていた。