“清宮フィーバー”再び-。日本ハムのドラフト1位、清宮幸太郎内野手(18)を一目見ようと21日、千葉・鎌ケ谷スタジアムでのイースタン・リーグのロッテ戦に、2000人を超える観客が足を運んだ。清宮は相手の内角攻めに苦しみ4打数無安打に終わったが、球団は今日22日、最寄りの鎌ケ谷駅からスタジアム間を走るシャトルバスの増便を決定した。

 前日に衝撃の“プロ1号&2号”を放った影響か、土曜日の21日は2184人が応援に駆けつけた。「ペット同伴デー」で、74匹の動物たちも試合を“観戦”。バス停のある鎌ケ谷駅東口ロータリー周辺は、バスに乗りきれない人たちで大混乱となり、球団側は臨時便を走らせるなど対応に追われた。関係者は「通常なら1200人くらいと思っていたけど、昨日の清宮選手のホームラン効果ですね」と、うれしい悲鳴だ。

 この日は二ゴロ、投ゴロ、三振、一ゴロと4打席連続で凡退。清宮は前日の映像を見直し「今日は内角を攻められるだろうと予想はしていたけど、いい球で攻められて自分のスイングができなかった」と反省しつつ「こういう攻められ方をするのも、自分の調子が上がってきたからだと思う」と、気持ちを切り替えた。試合後は室内練習場で約1時間の特打を敢行。4試合連続のスタメン出場に備えた。【中島宙恵】