西武が今季2度目の2ケタ得点で4連勝を決めた。浅村、山川の2戦連続アベック弾などで、5回までに11得点。初先発の高木勇を強力援護した。

 辻発彦監督は「(野手陣が)高木が楽に投球出来るようにと言って頑張ってくれた。その意味でも初回の3点は大きかった」と1回の先制パンチを評価。岡田を、今季初めてスタメンマスクで起用した点については「高木と同学年ということで、いいところを引き出して面白いかな、と思って使いました。(岡田の3安打は)出来過ぎでしょうけど」と笑顔を交えて明かした。

 本拠地での開幕からの連勝は、球団記録を更新する9。2位ソフトバンクが敗れたため、ゲーム差は4・5に広がった。次カードはそのソフトバンクとの敵地3連戦。「去年は福岡で1勝(11敗)。もっと多く勝てるようにしたい」と見据えた。