阪神がDeNAに競り勝った。ランディ・メッセンジャー投手(36)が7回1失点の好投でリーグ単独トップの5勝目。
打っては上本博紀内野手(31)が4打点をたたき出す活躍で勝利に貢献した。両者のヒーローインタビューは以下の通り。
-メッセンジャー投手、ナイスピッチング、そしてナイスバッティングでした
メッセンジャー(以下メッセ)ハイ、イイネ。
-まずピッチングから。7回1失点、どうでしたか
メッセ 初回に点を取られてしまったのはちょっと残念でしたが、そのあとなんとか我慢強くゼロを並べることができてよかったです。
-今日で早くも5勝目ですが、甲子園では今季初です。ホーム甲子園での勝利は格別では。
メッセ やっぱり甲子園で投げて勝てるというのは最高ですけど、いつも言ってますが、最高のみなさんの前で投げて勝てて、本当にうれしいです。
-打つ方では、ヒットが得点につながりました。あのイニングは2アウトでしたが、どんな意識だったんですか。
メッセ とにかく塁に出ようと思っていましたし、自分が塁に出れば必ずいい結果につながると思ってましたし、うえぽん(上本)が深いところを破ってくれたんで、打った瞬間、絶対にホームにかえろうと思っていました。
-今、話にありました、そのメッセンジャー投手をかえしてくれたのが上本選手です。ナイスバッティングでした。
上本 ありがとうございました。
-メッセンジャー投手がつないでくれました。燃えるものがあったんじゃないでしょうか。
上本 いつもメッセンジャーの勝ちたいという熱い気持ちに、チーム全体が引っ張られているので、本当にメッセンジャーに感謝しています。
-あのタイムリー、初球でした。狙いはどうだったんですか。
上本 来た球を打とうと思っていたので、本当によくメッセンジャーがホームまでかえってくれました。
-上本選手は4打点、2試合連続猛打賞ということになりました。絶好調ですね。
上本 いいときもあるし、悪いときもあるし、迷惑かけることが多いんで。まあ、たまにはいいかなと思います。
-1番打者として出場していますが、いつもどんな意識で打席に入っているんですか。
上本 目の前の1球とか、そういうのを大事にして、1球1球をおろそかにしないようにやっています。
-上本選手が全4打点を挙げてくれました。上本選手が打席に立つと、メッセンジャー投手も期待感がかなりあるんじゃないでしょうか。
メッセ 本当にうえぽんは絶好調なんで、彼が必ずやってくれると思ってますし、さっきも言いましたが打った瞬間、打点を少しでもあげようと一生懸命走りました。
-今日は今季最多のファンが詰めかけてくれました。子ども祭りということで、大勢のタイガースファンの子どもたちも来てくれています。メッセンジャー投手、子どもたちにひと言。
メッセ いつも球場に足を運んでくださって、応援ありがとうございます。みなさん本当に最高です。これからもみなさんのために一生懸命頑張りますので、応援よろしくお願いします。
-最後、上本選手に締めてもらいましょう。タイガースファンの子どもたちにひと言お願いします。
上本 お子さんもたくさん来てくださっているので、子どものうちはやりたいことを目いっぱいやって、友達を大切にして。親御さんも子どもたちにやりたいことをやれるような環境を作ってもらえるようにしてもらいたいです。今日はありがとうございました。