DeNA今永昇太投手が、復活を誓った。10日、横浜スタジアムで練習を行った。

 現在、登録抹消され再調整が続いているが、1軍に同行しながら復活を目指すチーム方針。石田健大や東克樹ら、先発ローテーションを守る投手陣と一緒に汗を流した。

 左肩違和感から復帰したものの、打ち込まれた2試合を振り返り「投げる前から決着が着いていた。迷っていたし、怖くなっていた。勝っていた試合を振り返ると、ブルペンのときからそういう気持ちはない中でやっているもの」と冷静に話した。

 練習では大きな声を出し、表情も明るく努めている。気落ちした様子はない。「迷いを持っている姿は見せないように心がけている。1軍で一緒にやらせてもらっているということは、逃げずにこの問題に立ち向かわないといけないという(チームの)メッセージだと思うので」。

 アレックス・ラミレス監督も「1軍で目の届くところでチェックするために帯同する。焦らせる必要はない。長いシーズン、大事な戦力として彼の存在は大きい。後半戦には彼がいないと困る」と、復活を願っていた。