西武が今季初となる3連敗を喫した。

 佐野泰雄投手が今季初登板、初先発したが、2-0の2回につかまった。ドミンゲスの逆転3ランなど、この回だけで5安打を打たれた。1回2/3、6安打7失点で降板。2番手以降の投手も失点を重ね、今季最多タイの12失点となった。

 打線は、浅村栄斗内野手の2本塁打による3点のみだった。

 佐野について、辻発彦監督は「2ストライクと追い込んでからヒットを打たれた。余裕がなかったかな。変化球が入らず、直球、直球に。あの球威では打たれる。変化球を投げていかないと、狙い打ちされる」と指摘した。

 佐野は試合後に2軍降格が決定。「勝負球が真ん中や高くいってしまった。チャンスだったので、抑えないといけなかった。もう1回、チャンスをもらえるよう、頑張ります」と話した。