試合前の始球式に、今年の日本生命セ・パ交流戦の応援大使に任命された、綾瀬はるかが真っ赤なユニホームの着ぐるみを着用する「ハルパカ」が登場した。だが、何やら様子がおかしい。着ぐるみを着ていたのは綾瀬はるかではなく、お笑いタレント、ひょっこりはんだった。

 着ぐるみ姿のまま、早速、お約束の「はい ひょっこりはん」ポーズを披露。だが、神宮球場には何とも言えない、静かな雰囲気が漂い始めた。そんな空気の中、トボトボとマウンドに上がったひょっこりはんだが、動揺することなく見事にノーバウンド投球。場内を沸かせると、再び「ひょこりはん」ポーズで締めた。

 始球式を終えたひょっこりはんは「ひょっこりで出た時に結構シーンとしていたので大丈夫かなと思ったけど、(投球が)届いた時にわーっとなったので良かった。綾瀬さんが来られないから、今日やってほしいということで(オファーが)きた経緯があるらしくて。直接指名していただいた喜びだけで投げました。最初に出たテレビで綾瀬さんがいらっしゃたので、まだ綾瀬さんの中でブームは終わっていないと実感しました。綾瀬さんには『ありがとはーん!』と言いたいですね。『投げたぞー やったー からの…ひょっこりー!』」と声を弾ませた。