西武は12日、7月20日楽天戦(メットライフドーム)に元監督の森祗晶氏(81)が来場すると発表した。

 森氏は1986年から94年の9年間、チームを指揮。8度のリーグ優勝、6度の日本一に導き、西武の黄金時代を築いた。埼玉・所沢に本拠地を構えて40周年を記念し“レジェンドOB”として24年ぶりにユニホーム姿を披露する。

 当日は試合前セレモニーに登場するほか、試合終了後にはフィールドトークショーにも参加。セレモニアルピッチでは、森監督時代に選手会長を務めた辻発彦監督が捕手役を務める予定だ。

 森氏 僕が監督に就任した頃はライオンズが埼玉に来てまだ10年たっていなかったけど、いつの間にか40周年。あっという間だよね。記念のシーズンに西武球場(メットライフドーム)のグラウンドに立てることを非常にうれしく思うよ。昔ライオンズファンだった方にもぜひ来てほしいな。

 辻監督 選手に対して常に親身になって接していただきましたし、選手のことを一番に考えてくれた素晴らしい監督でした。また当時の選手たちをまとめ、あれだけの成績を残すことが、どれほど大変ですごいことか、今監督をしていて実感しています。ともに戦ったグラウンドでお会いできることを本当に楽しみにしています。当日は、黄金時代を思い出されるような試合をお見せしたいですね。