準々決勝進出を決めた白鴎大(関甲新学生)の1番の金子莉久外野手(3年=国学院栃木)が50メートル走5秒7の俊足を武器に、3盗塁を決めた。5回に内野安打で出塁すると二盗、次打者が四球で出塁すると先制点に絡む重盗も成功させ「1番の役割を広げられた」と笑顔だった。

 大会では昨日までに敗れたドラフト上位候補の立命大・辰己や、1試合最多タイの4盗塁を決めた奈良学園大・米満など足の速い選手がそろっていた。金子は「4盗塁したかったんですが…」と苦笑いしつつも、勝利を喜んだ。