DeNA宮崎敏郎内野手(29)が2打席連続アーチで勝利に導いた。4回にバックスクリーン右へ先制の13号2ラン。続く7回は、貴重な追加点となる14号ソロを右中間席にライナーで運んだ。

 筒香、ロペスを欠く打線で4番を託され、存在感を示した。「(先発の)飯塚が投げるときは、いつもいい投球をしてくれている中で援護できていなかった。チームも昨日負けていますし、何とか先に(得点を挙げる)という気持ちでした」と振り返った。

 ラミレス監督は「今日は(西武先発の多和田を)打てる人が宮崎しかいないのではないか、というラインアップだった。ワンチャンスをしっかり仕留めてくれて、よくやってくれたと思う」と目を細めた。