巨人宇佐見真吾捕手(25)が今季初安打と初打点を記録した。

 2点を追う9回2死二塁、ヤクルトの守護神石山にカウント2-2と追い込まれながら137キロフォークを左前へとはじき返した。1点差に詰め寄る一打を放ったが、後続が続かなかった。先頭打者として迎えた8回にもヤクルト近藤にフルカウントまで粘り、7球目で四球を選んだ。

 今季は13日に1軍昇格し、出場3試合目。2軍では打撃の状態が上がらずに試行錯誤を繰り返していたが「ファームにいる時よりもちょっとずつ上がってきている」と手応えを口にする。

 勝利には結びつかなかったが「ああいう場面で打ててよかった。ヒット+打点がついたのがよかった」と振り返った。