ソフトバンクが球団史上初めて沖縄で公式戦に臨んだが、日本ハムに完封負けを喫した。

 今季67試合目で完封負けは2試合目。日本ハム先発上沢に6回まで、1人の走者も出せなかった。7回の先頭打者中村晃の打球は、二塁へのゴロ。相手の送球も乱れる中、一塁へ駆け抜け、ようやくチーム初安打を放った。3番内川も投手強襲安打で1死一、二塁とこの日初めてのチャンスをつくったが、柳田、デスパイネと打ち取られた。

 工藤公康監督(55)は「力感なくピユッとくると打者は打ちにくい。変化の小さい投手なので打たされている。うちの打線も調子悪くない中でうまく攻められた」と上沢をほめるしかなかった。チームの連勝は3でストップした。