西武十亀剣投手が7回被安打8、3失点で6敗目を喫した。

 初回、3者連続三振と上々の立ち上がりを見せた。安打を許すも、粘りの投球を見せていたが、4回無死一塁でオリックス・ロメロに初球の高め146キロの直球を左翼席に運ばれ、先制の2ラン。5回にも1点を失った。

 辻発彦監督は、本塁打を許した球について「腕の振りが強く見えなかった。勝負にいっている球には見えなかった。疑問が残っている」と首をひねった。

 十亀は中13日と登板間隔が空いた中での先発と難しさもあったが「2点勝負だと思っていた。1発がいけないところで、打たれてしまった。結果的にあの2点で、相手を楽にしてしまった」と反省した。