ドラフト上位候補の東洋大・甲斐野央投手(4年=東海大姫路)が、大学日本代表合宿に参加した。

 練習冒頭には、視察に訪れた侍ジャパン稲葉篤紀監督(45)からエールを送られ「率直にすごいなと思った。初めて会いました」と興奮を隠さなかった。

 稲葉監督から「球が速くて強いと聞いている。話を聞く限り楽しみな選手」と評価されており、2年後の東京五輪代表入りにも期待がかかる。「日の丸はみんなの憧れ。もちろん目指すべき」と意気込んだ。

 24日のメンバー決定後、初の練習に「初めてのメンバーとの練習ということで違和感はあったが、このメンバーでやっていくんだという気持ちになりました」と1日目を振り返った。29日は三菱日立パワーシステムズとの練習試合が予定されており、甲斐野は勝敗にかかわらず、リリーフでの登板が見込まれる。