阪神ランディ・メッセンジャー投手が来日9年目で自己ワーストとなる10失点で降板し、今季5敗目を喫した。初回、2死から連打と死球で満塁とすると、高橋に右前に2点適時打を浴び先制を許すと、続く福田にも右翼線への2点適時打を許し、初回に4失点。5回にも味方の失策も絡み1点を失い、6回2死満塁から京田、平田に連打を浴び、途中で降板。継投したマテオが2死一、二塁からビシエドにつかまり、結果的に12安打を許して10失点(自責点9)。

 メッセンジャーは「ボールが人のいないところに飛んでいった。ついていなかったね。自分としてはイライラするゲームだった。ただ、自分自身のボールは良かったと思うし、早く切り替えることが大事だと思う」と反省した。7度目の2桁勝利にあと1勝に迫っているが、チームの大黒柱が打ちのめされた。