巨人高橋由伸監督(43)は6日、都内の読売新聞東京本社で渡辺恒雄代表取締役主筆ら首脳に前半戦報告を行った。

 指揮官は現状などについて話し合い「前半戦の良いところ悪いところを踏まえて、後半戦をどう戦っていくというところの話ですね。若手の台頭? そういったところもあるが、ただ実際に勝ててませんから。そういったところの課題です」と振り返った。 同席した老川祥一オーナーは「今までも勝ちパターンでありながら、1点勝負で負けている。1点勝負で勝っていれば、とっくに首位になっていてもおかしくないわけですから。そこを何とか克服しないといけない。そのためには投手陣のラインアップ、どうしていったらいいんだろうかとかが話題の中心」と明かした。

 高橋監督は3年契約の最終年を迎えている。評価について聞かれた老川オーナーは「今日はまったくそういう話にはならない。とにかく今日から広島との3連戦。今日を始め、1戦1戦とにかく勝ち進まないことには展望を開けない」と話すにとどめた。