序盤に試合は決した。ヤクルトは1回に広島鈴木に先制3ランを献上。2回には丸のソロなどで3失点で、あっという間に6点のリードを許した。その後も着実に加点され、終わってみれば13年8月2日広島戦以来、5シーズンぶりの1試合6被本塁打で13失点を喫した。

 7連勝後に3連敗で、対広島では5連敗。3位に転落し、小川淳司監督は「コメントのしようがない。あれだけ点を取られると。とにかくまんべんなく取られた。力の差をまざまざと感じさせられる試合だった。これだけ完璧に打たれたら何とも言いようがない」と厳しい表情。打線が7回に5点、8回に1点と粘りを見せたことには「明日につなげてほしい」と語った。