阪神才木浩人投手が、自己最多となる132球目で力尽きた。1点ビハインドの7回2死満塁。ヤクルト青木に投じた148キロ直球を左前にはじき返され、2点目を失った。

「立ち上がりのピンチはなんとか粘って抑えることができましたが、失点した回はどちらも四球で出したランナーが結果的に失点につながってしまい、悔いが残る登板となってしまいました」

6回2/3を4安打2失点(自責0)で降板。自身5勝目を狙い、粘った投球を見せたが勝ち星をあげることはできなかった。

虎党は19歳才木のピッチングを認めていた。降板時は7回の攻撃前とあり、膨らませたジェット風船を手放すファンも多数。だが、その後マウンドを降りて一塁側ベンチに戻る才木には、ジェット風船を放した両手で、無数の拍手が送られていた。