阪神が7月25日以来となる本拠地甲子園での白星を挙げた。快勝の主役となったのはキャプテン福留だ。先制打、逆転打に続き、13号だめ押しソロアーチと、3安打4打点の大暴れだった。

阪神岡本が、今季21試合目のマウンドで移籍後初勝利を飾った。

「いつでもどこでも何も言わず黙々と投げてくれて本当に助かっていた。良かったです。うれしいですね」。

2番北條は抜群の状況判断で勝利を呼び込んだ。1点を追う5回無死一塁ではランエンドヒットで三遊間に転がし、再び一、三塁にして逆転劇に導いた。

「彼の成長」。

チームは連敗を3でストップ。

「ファンにも申し訳ない気持ちでいっぱいだった。良かったです」。

金本知憲監督の一問一答は以下の通り。

-福留が激走、最後はサイクル安打も狙えた

いやいや、それはもう足が心配なので(笑い)。(5回には左中間2点二塁打と敵失で)ベース1周していますんで、点が入って良かったですけど、こちらは足が心配で心配で…(笑い)。

-藤川は700試合登板を達成

本当に強い投手と言いますかね。特に大きなケガもなく、1回手術はしましたけど、見事にそこから這い上がって、ナイスピッチングでしたね。

-明日は青柳が先発する

ブルペンではすごくいい球を放っていた。そのままのボールを怖がらず思い切って投げてほしいですね。

-大山も3安打

去年の秋からいいモノを出してくれて、今年開幕からずっといって、その時は正直期待を裏切られましたけどね。それを挽回するチャンスはまだまだある。1回落ちても這い上がってくる姿というのは、彼には期待したいですね。

-先発小野は早めの降板

ちょっと上がり目っていうのがまったくなかったんでね。今日は週末だし、少々ビハインドでも勝ちパターンでいこうかなというのもありました。