ソフトバンクが首位西武相手に痛い1敗を喫した。エース千賀滉大投手(25)が5回もたず、まさかの4回3分の1、7安打7失点でKOされた。

工藤公康監督(55)は「気合が入って臨んだ試合だったと思う。気合が入るのはしょうがない。入れるなという方が難しい。(初回の3失点は)ちょっと不運な形で点が相手に入ってしまったところはあった。今日の試合の大事さを彼自身が一番感じながらこの1週間を過ごしてきた」と、背信ではなかったと話した。

工藤監督は「切り替えて明日、みんなで力を合わせて戦っていくことが大事。(9回の)上林君も川島君もいい本塁打で明日につながる。最後まであきらめず自分たちの野球をやっていくのが大事。とにかく明日です」と前を向いた。16日は5戦先発し2勝負けなしの大竹耕太郎投手(23)に先発のマウンドを託す。