8年ぶりのリーグ優勝を決めている阪神2軍が、今季最終戦を有終で締めた。

1-1の同点で迎えた9回、高山と板山が連打と足を絡めてチャンスを拡大。無死二、三塁から俊介がタバーレスの外角直球をとらえ、打球は右中間へ抜ける2点三塁打。その後も1死三塁から野手に転向した藤谷が左犠飛で公式戦初打点を記録し、勝利を収めた。矢野燿大2軍監督は「最後に良い形の攻撃が久しぶりにできた」と最終戦での結果、内容にうなずいた。

10月6日には宮崎で行われるファーム日本選手権で、イースタン・リーグの覇者、巨人との決戦が待っている。矢野監督は「チーム全体としては、日本選手権で頑張ろうっていうところがモチベーションになるとは思う。まずここ(2軍)で調子やレベルを上げて1軍に上がってもらいながら、いるメンバーで日本選手権でしっかり戦えるようにしたい」と頂点を見据えた。