西武ブライアン・ウルフ投手が、5回途中8安打4失点(自責3)でマウンドを降りた。

17日のソフトバンク戦以来、中12日での先発マウンドは毎回安打を打たれるなど、苦しい投球となった。3回には中村の悪送球で先制を許し、4回には併殺打の間にさらに1点を追加された。

援護なく2点リードの5回は先頭の西川に中前打、続く大田に三塁線を破る適時二塁打を打たれた。1死を挟み、連続四球と制球を乱したところで、野田へ交代を告げられた。優勝がかかった一戦で大事な役割を任されたが「調子自体は悪くなかった。慎重になりすぎてしまった」と話し、8月11日楽天戦以来の自身5勝目とはならなかった。