今季限りで現役を引退するロッテ大隣憲司投手が、古巣ソフトバンク戦で“引退登板”した。

先発のマウンドで先頭打者の上林と対戦し、2球目の137キロの速球を投じ右前安打を許した。

予定通りの打者1人で降板となり、かつて大声援をもらった福岡のファンに笑顔で頭を下げた。ソフトバンク工藤監督とロッテ井口監督から花束を受け取った。

ソフトバンク時代にバッテリーを組んだ高谷はベンチで涙を流し、大隣の最後の勇姿を目に焼き付けていた。