阪神がファーム日本選手権で巨人を8-4で下し、12年ぶり5度目の優勝を飾った。矢野2軍監督が今季選手に求め続けた「超積極野球」で4回に一挙6得点を挙げるなど、会心の逆転G倒。ルーキー熊谷が最優秀選手(MVP)に選ばれるなど「矢野チルドレン」が活躍しての頂点だった。

-ファーム日本選手権で優勝を決めた今の気持ちは

本当にね、1年間戦った選手たちがいいプレー見せてくれた。本当に心の底からうれしいです。ありがとうございます!

-4回、一気に逆転

うちが勝つのであれば接戦になるかなっていうような勝手な予想をしてたんですけど、本当にみんながよくつないで、今年は超積極的にやろうということで、みんなボールに食らいついていってくれました。

-この試合でも今年の取り組みがしっかり出せた

そうですね、その試合をやりながら勝てたっていうのが本当にうれしいですし、一塁までもしっかり走ってくれましたし、盗塁も見事に決めてくれましたし、本当に今年のうちらしい野球ができました。

-ルーキーの馬場が見事なピッチング

中継ぎは、あんまりやってないので、イニングの頭から、打たれても抑えても、馬場にはいい経験になると思っていた。そこまでのピッチャーがいい形でつないでくれましたね。

-久しぶりのウエスタン・リーグ優勝、巨人を倒して日本一。今シーズンを振り返って

僕は選手たちの可能性を広げるということを意識して、1年間やってきたんですけど、本当にここにいる選手たちが、すごく可能性を持った選手たちというのをね、今日のファンの皆さんにも見ていただいたと思いますし。1軍は苦しんでますけど、本当にここ(2軍)で野球をやるためにみんな阪神に入ったわけじゃないんでね。近い将来1軍で、ここで頑張ってたやつが頑張ってる姿をね、ファンの皆さんにも見てもらって。一緒に喜び合いたいなと思います。

-ファンにメッセージ

1軍は本当に今苦しいチーム状況ですけど、僕は将来を見据えた時に、楽しみな選手は本当にたくさん出てきてると信じてます。ファンの人もこの選手たちを信じてもらって、近い将来一緒に強いチームを作っていきましょう! よろしくお願いします。