オリックスのアルバースが9日、「先生廃業」を明かし、カナダに帰国した。来日1年目は8月18日に腰痛で離脱も、先発陣の軸で9勝2敗の好成績。8月初旬に推定年俸約2億円で新たに2年契約を勝ち取った。

うれしいシーズンになったが、地元への恩返しでオフに7年続けた母校での臨時教員を今年は断念。カナダの税制違反を避けるためで、教職への情熱も来季はすべて野球に注ぐ。「西村監督のもとでまたチームに貢献したい。開幕投手? 指名されれば光栄だが、どのゲームでもしっかり自分の仕事をしたい」と語った。