巨人田口麗斗投手(23)の好投も報われなかった。

初回から制球よく変化球を投げ込み、二塁すら踏ませない。最速147キロと直球のキレも良く、6回までわずか1安打無失点。勝利投手の権利を持って、マウンドを降りた。

しかし、2番手畠が打たれ、5月5日のDeNA戦(横浜スタジアム)以来の白星とはならなかった。

「球自体も今日は良かったし、投球フォームにいろんな変化をつけて、初球にいい当たりをされたけれど、正面でアウトを取れた。大事な試合で思ったところに投げられた。これからの糧になる」と振り返った。