西武の来季1軍投手コーチに、球団編成部プロ担当兼調査担当の小野和義氏(52)が就任する見通しであることが29日、分かった。

土肥投手コーチがフロント入りするため、後任人事が検討されていた。小野氏は97年の現役引退後、近鉄、楽天、西武でコーチを歴任。11年以来の現場復帰となる。

また、2軍に配置転換される嶋重宣打撃コーチ(42)は外野守備コーチを兼任。2軍の赤田将吾打撃兼外野守備・走塁コーチ(38)は1軍で打撃を担当する。黒田哲史2軍内野守備・走塁コーチ(43)も1軍に上がり、内野守備・走塁を担当。馬場敏史内野守備・走塁コーチ(53)は、橋上作戦コーチの退団に伴い、作戦面を兼ねる見込みだ。

3年目を迎える辻体制の陣容が出そろう。