阪神から育成ドラフト1位指名されたBC福井の片山雄哉捕手(24)が30日、福井市内で佐野仙好統括スカウト、永吉和也アマスカウトディレクター、熊野輝光スカウトから指名あいさつを受けた。

片山は今季BCリーグで打率3割3分、14本塁打、18盗塁をマークした攻撃的捕手。16年には阪神から出向した藤井現1軍バッテリーコーチに指導を受けており、「『男前2世』と言われるように。その中でも僕のカラーを出していきたい。打てて守れるだけじゃなく、走れるキャッチャーを目指していきたい」と意気込んだ。

担当した熊野スカウトは「まず打てるところが一番。プロに入ってまだまだ伸びる。これだけバットを振れる捕手が少ないのもあって、十分うちの捕手陣と勝負できるんじゃないか」と期待を込めた。