ソフトバンクと巨人が24日、東京ドームでの「親子ふれあい野球教室」を合同開催した。

王貞治球団会長(78)が発案し、両球団が賛同した。小学校に上がる前の子どもと親の50組に、スポンジの柔らかいボールを使って打つ、投げる、捕るという野球の基本動作を教えた。

王球団会長は「野球の入門編というかね。(打って)ボールがビュンと飛んでいくと気分がいい。野球は楽しいというのを知ってもらいたい」と話した。

巨人、ソフトバンクのアカデミーから講師も参加。帆足氏らが教えた。「Tボール」という子ども向けの野球を元にした競技で、試合の楽しさも教えた。

この日は名球会が同球場でセ・パ対抗戦を行う前に野球教室を行っていた。工藤監督、内川や秋山元監督、ロッテ井口監督などホークスOB、小笠原氏など巨人OBの名球会メンバーも途中参加して盛り上げた。

王球団会長は「こういうものをしょっちゅうやっていきたい」と今後も多くの小さな子どもに野球に触れ合う機会をつくっていく考えだ。