今季のタイトル獲得者らを表彰する「NPB AWARDS 2018 supported by リポビタンD」が27日、都内のホテルで行われ、今季のファーム日本一に輝いた阪神勢がたたえられた。

最優秀防御率投手賞は福永春吾が防御率3・80で初受賞。福永は勝率第一位投手賞の「2冠」達成だ。「それだけファームにいて、投げていたということ。1軍の舞台で投げられるよう、やっていきたい」と話した。また、シーズン8勝の青柳晃洋投手が初の最多勝利投手賞で「ファームで結果を出して、自分のスタイルがちょっと分かって収穫になった」と振り返った。今季20セーブの伊藤和雄投手も初の最多セーブ投手賞で登壇。「1軍で信頼されて、勝ちパターンで投げたい思いがすごく強くなりました」と来季を見据えた。

また、日刊スポーツ選定の努力賞として板山祐太郎外野手が表彰された。2軍ではリーグ最多タイの98安打をマークしたが「1軍の成績にまったく納得していない。最後の最後に自分のなかでコレという手応えがあった。いまやっていることを続けたい」と前を向いた。