巨人野上亮磨投手(31)が28日、都内の球団事務所で契約更改し、現状維持の1億5000万円でサインした。今季FAで加入し、来季は3年契約の2年目を迎える。

開幕から先発ローテ入りし、4月1日の阪神戦(東京ドーム)で移籍後初登板初勝利。しかし、9試合に登板して4勝4敗で5月30日に登録抹消。中盤以降は中継ぎで起用された。移籍1年目を4勝4敗1ホールド、防御率4・79で終えた。来季は先発復帰を希望しており「自分の力を発揮できなかった。来年は最低でも2ケタ、貯金を5つといわれました。キャンプから新しいチームで、巨人特有の雰囲気があって、焦りがあった。来年はしっかり自分のペースで作っていければと思います。毎試合、満員の中で野球ができるという試合幸せを感じたので、来年はもっと期待に応えられるように頑張ります」と話した。

また来季は足の裏の強化を掲げ「プレートをどれだけ強く蹴れるか。32歳にして、150キロを出そうと思います」と球速向上を目指す。(金額は推定)