西武外崎修汰内野手(25)が4日、メットライフドームで契約更改交渉を行い、4300万円アップの7000万円でサインした。金額を聞かれ「セブンです」とニヤリ。「想定していなかった数字。うれしいですね」と笑顔で続けた。

打率2割8分7厘、18本塁打、67打点、25盗塁といずれも自己最高をマーク。渡辺シニアディレクター兼編成部長は「『ユーティリティープレーヤー』とよく言われるけど、私の中の表現では『オールラウンドプレーヤー』です。ユーティリティーに守るだけじゃなく、攻撃面でパンチ力があって足があって、なおかつ右打ちもできて…というオールラウンダーとしての評価。そういう選手は、今のプロ野球の中でそうは見あたらない」と称賛した。

9月に左腹斜筋の張りで離脱した。「一番大事な時にいられなかった。すごく悔しかった。これから野球をやっていく上で、ああいう思いは絶対にしたくない」と強い口調で話す。来季は、浅村が楽天へFA移籍し、二塁手の後任として名前も挙がる。「(二塁は)大学の時にやっていたので、動き方とか準備の仕方は身に着いているはず。(球団に二塁か外野か)どっちで頼むぞと言われるのを、どっちでもいいように待っている感じです」と力強かった。(金額は推定)