中日の19年公式ファンクラブの入会者数が、今年の総会員数を早くも上回ったことが13日、分かった。8月31日から募集を開始。大阪桐蔭・根尾昂内野手(18)がドラフト1位指名を受けた翌日から、申し込みが急増したという。怪物松坂以上の波及効果。根尾がデビュー前から、圧倒的な存在感を放っている。

根尾の期待感は、怪物をしのいだ。中日の19年公式ファンクラブの入会者数は12日時点で6万4136人を数えた。今年の総会員数は松坂効果もあり、過去最多の6万3796人を記録。しかし8月31日の募集開始からわずか3カ月で塗りかえた。理由は明白。大阪桐蔭・根尾昂内野手(18)がドラフト1位指名を受けた翌日から、申し込みが急増したという。

「ドラフト会議翌日から入会が急増しました。特に岐阜県のファンの入会が前年から約2割ほど増えています」。球団営業本部チケット営業部の石田裕貴氏は興奮気味に話す。19年の募集期間は7月末まで。今後も会員は増え続ける可能性があり、最多記録がどこまで伸びるか予想もつかない。

ファンクラブのゴールド会員(年会費1万円)はすでに1万人の定員に到達し、受付を終了している。レギュラー会員(同4100円)、ジュニア会員(同3700円)に関しては現在も入会可能。また、ナゴヤドームのシーズンチケットの売れ行きも絶好調だ。シートは年間12万3500円から用意されているが、新規の購入者は前年同期比130%と増加。継続契約者もダウン幅2%を維持していて、開幕までに購入者がさらに増える見通しだ。

7日に行われたファンクラブ限定の「新人歓迎会」では、定員250人に対し、20倍となる約5000人が応募。その場で、根尾は「ドラゴンズで日本一になるのが1つの目標。今はそれしか見えない」と高らかに宣言し、ファンの心をつかんだ。チーム再建の救世主は営業面で早くも貢献。待望のスター誕生で、ナゴヤドームが満員になる日は近い。【伊東大介】