ヤクルト村上が、出場していたアジア・ウインターリーグ(台湾・台中)から17日、羽田空港着の航空機で帰国した。15打点をマークして打点王、さらにチームメートの塩見と並んで1位タイの4本塁打と2冠を達成。それでも「もっともっと打てると思う。思うような結果を出せなかった。目指しているのは、もっと高み」と悔しがった。

一方で、秋季キャンプから振り込みを継続しており「スイングスピードが速くなって、打球が飛ぶようになった」と実戦を重ねて手応えもつかんだ。ヤクルトの6選手で小籠包(ショウロンポウ)28人前を平らげるなど、食事面でも順応。「少し太ったかもしれない」と明かした。今オフは、青木の米ロサンゼルスでの自主トレに参加。さらに技術を磨く。「来年に向けては、もう始まっている。来季、10年後にどう結果を残すか」と見据えていた。