巨人岡本和真内野手(22)が19日、都内の球団事務所で契約更改を行い、6800万円増の8000万円でサインした。

今季年俸1200万円から567%アップ。国内だと史上6番目、巨人史上では01年オフの條辺剛投手(1300万円→6600万円)を超える最高アップ率となった。

◆昇給率500%以上の主な選手(年は契約更改後の翌年)

<1>10年 楽天福盛和男(1036%)440万円→5000万円

<2>95年 オリックス・イチロー(900%)800万円→8000万円

<3>96年オリックス平井正史(809%)660万円→6000万円

<4>08年 中日中村紀洋(733%)600万円→5000万円

<5>06年 ヤクルト青木宣親(580%)1000万円→6800万円

<6>16年 中日若松俊太(555%)550万円→3600万円

国内史上最大の昇給率となった楽天福盛は09年シーズン途中にレンジャーズから楽天に復帰。7勝1敗10セーブ、防御率2・18の成績を残した。

2位のオリックス・イチローは入団3年目の94年に史上初のシーズン200安打を達成。打率3割8分5厘、13本塁打、54打点、29盗塁、210安打と大ブレークを果たした。

3位のオリックス平井は95年に15勝5敗27セーブ、防御率2・32でリーグ優勝に貢献。4位の中日中村は07年に育成契約で入団し、打率2割9分3厘20本塁打79打点と活躍した。5位のヤクルト青木は入団2年目の05年にシーズン200安打を達成。打率3割4分4厘3本塁打28打点29盗塁、202安打で最多安打、首位打者、新人王を獲得した。(金額は推定)