ソフトバンク長谷川勇也外野手が20日、福岡市内のヤフオクドーム内で契約更改交渉に臨んだ。3年契約最終年となった長谷川勇は、今季までの年俸2億円から減額制限(40%)を超える1億円+出来高払いでサインした。(金額は推定)。

長谷川勇は昨オフに右足首を手術。今季は主に代打の切り札として活躍し、内川やデスパイネの不在時には先発としても貢献した。昨季から約倍増の55試合出場で、打率2割8分7厘、5本塁打20打点で存在感を見せた。だが3年契約の間に100試合を超えたのは初年度の16年のみ。右足首の故障などに泣かされた。

長谷川勇は「減額制限超えの提示をされましたが、納得する形でサインさせてもらいました。今シーズンはプレッシャーのかかる場面での打席が多かったけど、その中で結果を残せた。自信につながった。(減俸は)しょうがないという気持ちもあるし、正直、なにくそという気持ちもある。それを力に変えていけたら」と話した。