ソフトバンク柳田悠岐外野手(30)が24日、福岡市内の児童施設「SOS子どもの村福岡」を訪問した。

同施設は今季、柳田が本塁打1本につき30万円を寄付する活動で、ポストシーズンと合わせた39本分、1170万円を寄付した。子どもたちが遊ぶための鉄棒や、ミカン狩りなどのレクリエーション費に当てられている。

子どもたちと初対面となった柳田は「やっぱり元気。今年は1本でも多く打ちたいと思えたし、キャリアハイ(の36本塁打)を打てたのは子どもたちのおかげかなと思います」と笑顔を見せた。

クリスマスイブに現れた柳田サンタは子どもたち1人1人にプレゼントを配り、柳田の寄付金で設置された鉄棒で遊んだり、キャッチボールをするなど楽しいひとときを過ごした。「みんなが夢に向かって、好きなことをやらせてあげたい。子どもには可能性が無限大にある。いろんなことを経験してもらって、一人前の大人になってほしい。ぼくは微々たる力だと思いますが」と話した。