西も一緒にワッショイ! 阪神糸井嘉男外野手(37)が25日、兵庫県西宮市の甲子園球場で自主トレを公開した。

緑が映える芝生でランニングやキャッチボールなどの練習を行った。筋骨隆々の肉体を披露し、「やりたいことも出来ていますし、しっかり追い込んでトレーニングできた。スムーズにキャンプに入れる」と、自信をのぞかせた。

甲子園にはカワイイ後輩にが待っていた。球場に入ると藤浪、才木と練習する西を発見。「あっ~!」と自ら近づくと肩に優しく手を当てた。「まあ、会いたくなかったんですけど(笑い)。入団決まってから会うのは初めてなので、元チームメートなので『お久しぶりです』と」。糸井節で熱烈歓迎だ。

縁がある。オリックス時代は13年から4年間ともにプレーした。そして今季からは同じ縦じまのユニホームを着ることになった。西の野球に対するストイックな姿勢を知っているだけに糸井も「彼ならやってくれるんじゃないでしょうか」と太鼓判を押す。そして、「2桁は勝ってくれると思う」と予想した。

個人的な目標として「キャリアハイ」を掲げる超人だが、虎3年目に狙うタイトルは? の問いに「1番のタイトルは…もうワッショイしたい」と、独特の表現で周囲を笑わせた。美しい甲子園のグラウンドを見渡しながら「想像は出来てますけどね。頑張ります!」とニヤリ。西とともに、この手で矢野監督を胴上げする。【桝井聡】