阪神矢野新体制がキャンプを好発進した。第1クールの3日間は晴天に恵まれ、矢野燿大監督は日焼けした顔で「日に日に良くなってきたかなと。元気も、選手の動きも、1つのプレーに対する意識も、すべて高まってきたかなと感じました。2、3日目は普通にいけたかな。2軍でやっていたとき、去年の秋にやっていたような感じで臨めた。3日目になって順調に普通にやれてきている」と手応え。

その他一問一答は以下の通り。

-新人3人の印象は

まだまだね。仮入部みたいなもの。そのなかから1人1人が慣れていきながら、ちょっとずつ自分の色や、やっていくことが見えかけた3日間だと思う。

-鳥谷は第1クールに投手の球を打ったが志願か

志願というか、自分が打ちたいから打ったと思う。最高の準備をするために、何が必要かを常に考えている。いままでを考えると、特別かもしれないけど、トリのなかでは、特別じゃない。ある意味、当たり前と思ってやっている感じ。

-第2クールは実戦。ダメなら入れ替えもある

もちろん勝負。結果はめちゃくちゃ大事ですけど、それだけにこだわるつもりはない。まだまだ発展途上の投手もいる。ライバルもいるけど、あまり周りにとらわれないように、自分のレベルアップをしていく気持ちを持ってやってくれたら成長してくれると思う。

-馬場は打撃投手登板で力強い球を投げた

変化球でうまくかわすのは、ある程度できる。1軍で勝とうと思ったら、1イニングでも長く投げようと思えば、ストレートの力は大事。「長く野球をやりたいです」って言っていたけど「真っすぐを強くしていかないと長くとはなりにくいんちゃうか」って話を去年もした。今日も真っすぐにこだわって投げていた。