DeNAは5日、3月10日(日)に行う広島とのオープン戦(オーヴィジョンスタジアム下関、午後1時試合開始)で歌手の山本譲二(69)がスペシャルゲストに決定したと発表した。

球団創設70年を記念した特別企画「70th ANNIVERSARY PROJECT」の第1弾で、球団創設の地である山口・下関市出身で、元甲子園球児の山本に白羽の矢が立った。当日は代表曲の「みちのくひとり旅」のスペシャルバージョンを披露し、DeNAの攻撃時の選手コール、DeNAの勝利時にはヒーローインタビュアーなどが予定される。

球団を通じて、山本は「小学生の頃には父からホエールズのキャップを買い与えられるなど、父の影響でいつしか僕も大洋ホエールズファンになっていました。僕の大好きな故郷下関で試合が開催されること、その試合に僕自身が関われることがとてもありがたく『自分でよければ!』という思いでお引き受けいたしました。また大洋ホエールズから、まさに“DNA”を引き継いだ横浜DeNAベイスターズが下関に戻ってきてくれたことを多くの下関市民、山口県民が喜んでいることと思います。この試合がより盛り上がるよう、精いっぱい務めさせていただきます!」とコメントした。

 山本は、下関市の早鞆高3年の67年夏、山口県(当時・西中国)代表として夏の甲子園大会に出場。1回戦で松商学園(長野県代表)に0-3で初戦敗退に終わったが、代打でバッターボックスに立ち、内野安打を放って1塁に出塁した。