オリックス山田修義投手(27)が10日、宮崎・清武で行われている春季キャンプでブルペン入りし、45球を投げ込んだ。

臨時コーチを務める同姓の山田久志氏(日刊スポーツ評論家)からフォームの指導を受け、「『見ていて、上半身と腕に力が入ってしまうから、抜くところは抜いて、リリースのところでグッと力が入るように。もっと足を使って投げなさい』と言ってくださいました。力が入らないことを意識して投げていきたい」と意気込んだ。

今季10年目の左腕は昨季中継ぎとして30試合に登板し、1勝2敗で防御率は3・80。8月には18試合に登板し、2リーグ制後では56年稲尾(西鉄)、13年益田(ロッテ)、18年フランスア(広島)の月間最多登板に並ぶ偉業を達成。球史に名を刻んだ。今季も中継ぎとして活躍に期待がかかる。11日の紅白戦で今季初実戦を迎える予定。