阪神の掛布雅之オーナー付シニア・エグゼクティブ・アドバイザー(SEA、63)が13日、DeNA、ヤクルトの沖縄キャンプを視察した。

午前中にDeNAの宜野湾キャンプに足を運び、筒香、宮崎、ソトらの状態をチェック。ブルペンでも三浦大輔1軍投手コーチらと言葉を交わして情報を収集した。

午後にはヤクルトの浦添キャンプに移動。室内で打ち込む青木、雄平、坂口らの打撃練習を熱心に見つめた。千葉・習志野の後輩である小川淳司監督(61)とは昼食をともにして話し込んだ。

掛布SEAは「やっぱり他球団を見れば見るほど、半年間戦うペナントレースはそう簡単ではないんだろうなって思う。ここ(ヤクルト)だってそうだろうし、DeNAだってバランス良くなっているだろうし。だからどこのチームがどうやって(広島の)4連覇を阻止するか、その1番手が阪神であってほしい」と力を込めた。掛布SEAはすでに中日のキャンプ地も視察。今後は巨人、広島のキャンプにも赴く予定だ。