巨人先発の山口俊投手(31)が今季初の実戦登板に臨み、3回2安打1失点でマウンドを降りた。

3年ぶりにマスクをかぶった阿部と初バッテリーを組み、迎えた初回。最速146キロの直球を中心に、スライダーとフォーク、今オフ習得したチェンジアップを組み合わせた。2死から平田をチェンジアップで空振り三振に抑え、3者凡退で立ち上がった。

続く2回は先頭のアルモンテに右安を許し、盗塁と暴投で2死三塁。堂上に左前適時打を許した。それでも後続を打ち取り、予定の3回まで39球で無四球だった。「ブルペンの良いイメージのままマウンドに立てました。細かいところで修正点がみつかったので、今後試合に登板していく中で修正していきます」と振り返った。