大山よ、岡本と勝負や!! 侍ジャパンの日本代表に選出され、8日からチームを一時離脱する阪神大山悠輔内野手(24)が矢野監督からエールを送られた。9、10日の強化試合メキシコ戦を控え「日の丸背負うって、すごく本人にとってもめちゃくちゃいい経験になる。勉強になる」と期待した。

発奮材料はジャパンの同僚、巨人岡本だ。昨季は33本塁打を放ち、同じ三塁を守る。矢野監督は「現状、やっぱり岡本の方が力は上。でも、今年の成長で悠輔も岡本に勝つような活躍をすればいい。目標にできるような時間になるかもしれない」と話す。大山も今季実戦は不動の4番として期待されており、2歳年下のスラッガーも刺激になる。

プロ入り後の日本代表入りは2度目だ。この日、甲子園で調整した大山も「岡本だけじゃないですし、本当に各球団の試合に出る選手たちが集まってくる。全員しっかり見てやっていきたい」と気合を込めた。