日本ハム清宮幸太郎内野手(19)が12日、2軍施設の千葉・鎌ケ谷でリハビリを開始した。

3日、DeNAとのオープン戦(札幌ドーム)の9回の打席で空振りした際に患部を痛めて途中交代。4日に都内の病院で精密検査を受け、右手有鈎(ゆうこう)骨の骨折と判明。翌5日に右手有鈎(ゆうこう)骨骨片摘出の手術を受け、代表選出されていた9、10日の侍ジャパン-メキシコ戦(京セラドーム大阪)も辞退していた。

この日は9時40分頃、合宿所から球場へと姿を現すと、首脳陣や選手など関係者にあいさつ。その後、外野のフェンス沿いでウオーキングや軽いジョギングなどを行った。

リハビリ後に報道陣の取材に応じた清宮は「(手術をしたことで)すっきり打てることはいいことだと思う。できないこの時期にやれることをやって、前の僕よりもレベルアップして戻れるように。1日でも早く治ればと思います」と早期復活を誓った。