阪神は残りオープン戦6試合で必勝リレーテストを行う。甲子園で行われた投手指名練習に参加した金村投手コーチは「シーズンの方程式を考えながらやっていきます。ただ、難しいね…。うれしい悲鳴だけど」と笑った。

16、17日の西武戦は9回を守護神候補の藤川、ドリスが担当。17日は6回能見、7回桑原、8回ジョンソンで継投するなどシーズンを見据えたが、島本、飯田らも奮闘しており、さまざまなパターンをテストすることになりそうだ。

矢野監督も「ある意味、どの投手が行っても勝ち駒になるというのがウチの強みやと思う。(方程式の)想定というか、自分の頭のなかにはあるけど皆さんにあえて言う感じはないかな」と現状を説明する。フレッシュなリリーフ陣を相性などによって注ぎ込む。臨機応変のカメレオン継投が武器になる可能性もある。