ヤクルト打線が初回に1発攻勢をかけた。まずは青木宣親外野手が無死一塁から広島野村の138キロ直球を捉え、右翼スタンドへと放り込んだ。

「後ろにつなぐ気持ちで打席に入りました。オープン戦とはいえ1本出て良かったです」と同点2ランを喜んだ。

1死走者なしからはバレンティンが110キロカーブをフルスイング。バックスクリーン左に飛び込む特大の1発で勝ち越した。前日18日にチャンスが2倍となった「オープンハウス・ホームラン賞」の看板に直撃しそうな当たりだっただけに「完璧な当たりでした。もう少しで家がもらえる看板に直撃だったのに…公式戦だけ?」と悔しさをにじませた。