日本ハム杉谷拳士内野手がオープン戦1号を放った。2打席連続凡退で迎えた6回の第3打席に、巨人先発の畠から92メートルの右翼ポール際へギリギリ届くソロを運んだ。

「三度目の正直打法です。3打席目こそはという思いでした。真っすぐに差し込まれず、振り抜くことができました」。笑顔で三塁ベンチへ戻ると、栗山監督ら数人の首脳陣以外は祝福のハイタッチを“無視”するサイレントトリートメントを仕掛けられていた。