DeNA熊原健人投手(25)と楽天浜矢広大投手(26)の交換トレードが26日、両球団から発表された。宮城出身の熊原は地元球団への加入。楽天はエース則本昂が右肘手術で離脱しており、開幕前の緊急補強となった。

楽天の石井一久GMは「トレードの目的は先発の部分で5番目、6番目がなかなかシーズンを通して安定するのか、しないのかというところ。そこを競争できる選手がいっぱいいた方がいいので。(獲得理由は)真っすぐがいいですし、縦のスライダーとチェンジアップがいい。コントロールは悪いが通用するボールを投げられるかが大事。そういう意味でアレです。浜矢も横浜には左がいないので戦力になってくれれば。根拠のあるトレードをしているつもり。分配トレードがない中で、お互い価値のあるトレード。年齢的にもこの3年というのは価値がある。プロ野球の中でチャンスを与えられて良かったです」と説明した。